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シンプルにまとめた、大人のジャンクガーデン

街並みに溶け込む外構・庭

M様邸土地は、元々駐車場で、古いブロック、コンクリートがありました。
土地柄、古い住宅が多く、雰囲気のいい街並みの為、既存のブロック、土間は残したほうが、この土地に馴染むのではないかと思い、生かす方法案で進めていくことにしました。
通常ですと、新築引渡し後、外構プランをスタートするのですが、今回は、新築プランと同時に外構・庭プランも進めることができました。
お施主様のご理解とBROOKさん(住宅会社)のご協力があって成り立ったプランでした。
建物基礎を打つ前に、既存コンクリートをカット、駐車場土間と裏庭テラス部分を残し、裏庭の土の入れ替えも機械で作業ができましたので、無駄がなく、効率的でした。

実際プランを積み上げていくときに心がけたことは、以下の3つでした。
1. 建物、町並み、外構庭がバランスよく調和すること。
2. 長年親しむことができるデザインであること。
3. お客様にとって、ホッとできる管理に無理のないプランであること。

新築と既存物を利用した外構に必要不可欠だった素材はグリーンでした。
既存の土間と車庫内の新しい土間の間には、芝を取り入れました。
車が上がる部分には、耐荷重200t/㎡の強度を持った芝生保護材を使用しました。グリーンは、素材と素材の接着材役としてベストですので、芝生の他、雑木、グランドカバー、ツタ、グラス類など、必要な部分に配置していきました。
今は、物足りなさを感じますが、数年後にはちょうどいいバランスになることでしょう。

玄関前の既存のブロック塀には、棚を設置し、ジャンクな雑貨をディスプレーして楽しみました。
ここのスペースは、お部屋のの模様替えのような感覚で、季節や気分によって、楽しめる空間になりました。

裏庭は、菜園スペースの以外は、日陰が多く、水はけのあまり良くない環境でしたので、ヤマアジサイを中心に様々な種類のアジサイを植えました。どんよりとした梅雨の時期に青、水色、紫、白と涼しげなアジサイの花が、気分を変えてくれることでしょう。
裏庭に続く小道、そして1階の窓からみた風景、疲れて帰ってきたご夫婦を優しく迎え入れてくれることでしょう。

新築を建てると、生活が変わるとよく聞きます。
例えば、マラソンをはじめて健康的になった。毎朝、庭の様子を見るのが楽しみで早起きになったとか…
アパート住まいが長かったM様ご夫婦。新築に住み始めて、毎日うちに帰るのが楽しみでとお聞きしました。
先日は、旦那様が雑草を抜いてくれている写真をいただきました。
これからも、一緒に庭を育てていきましょうね。M様ご夫婦にとって心地いい空間でありますように。

施工地 秋田県秋田市楢山
施工面積 約130平米(約39坪)
カテゴリー 外構・エクステリア