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外と家族を繋げる庭

遊び心のある豊かな発想

「こんな感じで土管を…」とiPadである映像をみせてくれたH様。
大まかなプランは、固まっている中、ワンポイントとなるご提案でした。

H様の1Fワンフロアには、ハンドメイドの靴箱や、スチールロッカーなど、どこから探してきたのだろうと思うような個性的な家具や小物がセンスよく配置されています。
遊び心のある豊かな発想力をお持ちのH様との打ち合わせは、楽しい時間でした。
機能性は確保しつつも、通常枠?からはみ出たご提案を受け入れていただきました。

H様の1Fワンフロアは、リビングテラスとアウトドアテラスの土間が同じ高さでつながっています。
BROOKさん(住宅会社)の外にも目を向け、住まい全体を捉えた建物のおかげで、内と外の融合はスムーズでした。
どこからが外なのか、どこからが庭なのか、どこからが駐車場なのか……と境界をぼんやりさせること、またH様の言葉のヒントをつなぎあわせ、自由な発想で外構庭のプランをご提案させていただきました。

1. 駐車場の土間に角度をつけ、狭い道路から入りやすいように配慮。そして、庭に動きを。

2. 枕木・自然石・土管・ウッドプランター・植物の配置を丁寧に。ウッドプランターは、駐車場カラーコーンの役目もありつつ、エントランスのディスプレイにも。植栽配置は、目隠しも兼ねつつ、建物をよりクールに引き立てる名脇役に。

3. お客様に施工参加ご協力を。その後の管理が楽しくなっていただけるよう、芝張りや低木植込みを一緒にやらせていただきました。

4. 夏の暑さ軽減のための芝生でもあり、子供達が自由に走り回れるクッションフロアでもあり。芝の水かけ後、窓からリビングへ涼しいい風が入ります。

施工後、何度かおじゃまさせていただきました。芝生や草花の成長がよく、ご様子をお聞きすると水かけ、芝刈りなど、こまめにやってくださっているとのこと。
植えたばかりの植物は、まだ根付いていません。そのため、最初の1年目の水かけ管理によって根の張りに違いが出てきます。
ポイントは、たっぷり与えたら、少々乾かすことです。そしてたっぷりまた水をかける。その繰り返しです。
根は、水を求めて根を伸ばします。加減が大事です。
植物の葉の状態をみてあげると、水が必要かどうかがわかってきます。
H様は、きっと植物の声が聞こえていたのでしょう。
H様と共に、今後も植物の成長を見守ってきたいと思います。

施工地 秋田県大仙市大曲
施工面積 約180平米(約54坪)
カテゴリー 外構・エクステリア