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ビオトープ

地球に人に優しいお庭

多様な生物が育つ、ビオトープ的なお庭をつくりたいんです。
と、すてきなお言葉をいただき、1期から3期にわけて、お庭のご依頼をいただきました。

はじめは、外構と庭の骨格づくり。
カーポート、駐車場土間兼アプローチ、そしてお庭…機能性とコストのことを配慮し、全てに対し、ビオトープ的な施しは、できなかったのですが、野生生物の生活の場が徐々に整っていくよう、外構・庭の骨格をつくりました。

ビオトープとは? ビオ=生物 トープ=場所
一般的には、川や池などを中心とした緑に囲まれた空間で、地形や植生が変化に富んでいるほど多様な小動物が生息できる。
このような空間をお庭につくることにより、生態系のピラミッドができあがり、自然のまま放置することが可能になります。
とは言っても、完全な生態系が成り立つまで、また限られた広さではどうしても人間の手が必要になります。
今回は、木や草花の成長を見守った2年後に池の工事にとりかからせていただきました。
仕上げの水生植物は、半年後の春に植える予定です。
環境になじむまで、また数年かかりますが、I様のような考え方でお庭をつくる方が増えると、庭単位で緑や生き物がつながり、豊かな環境になり、人や地球にいい結果をもたらしてくれるのだろうと…
I様のお子様は、学校で多種多様な動植物の学習もしているようで、お庭の変化をお母さんと楽しんでいるご様子でした。

施工地 南秋田郡井川
施工面積 約150平米(約45坪)
カテゴリー ガーデンデザイン
外構・エクステリア