雑木（ぞうき）とは、広義に日本に自生する落葉広葉樹を意味します。

里山の自然が感じられる。
下枝の高い木漏れ日を中に取り込む。
四季の変化が楽しめる。
五感を心地よく刺激。

M様宅の背景には、針葉樹の森が広がっております。
この背景と繋がるよう、エントランスに雑木を中心に配置させていただきました。
早春、葉が出る前より先に美しい薄紫色の花が開花する幻想的なミツパツツジ、白く小さな壺形の花や甘美な芳香を放つアセビ、季節ごとに様々な美しい姿を見せてくれる木であることから”幸福な日々”の花言葉を持つ雑木の代表格アオダモ、独特のオレンジ色に紅葉し、味わい深い枯葉をつけたまま越冬する”山にある香ばしい木”ヤマコウバシなど表情豊かな樹種を選択し、丁寧に組み合わせていきました。

剪定や冬囲いなど、定期的にお手伝いをさせていただいておりますが、愛情深く日々のお手入れをされているようで、嬉しく思っております。