秋田の南国風植栽
南国の植栽は、暖かい土地の植物をイメージしますよね?
例えば、サボテンやヤシの木など。
温暖化とは言え、秋田市の最低気温は、-10°まで下がるときがあります。
サボテンやヤシでも種類によって、ぎりぎり大丈夫なものはありますが、秋田市に自生していない植物達は、過酷な環境下におかれます。
基本、人間も植物も適材適所で生かされた方がいいと考えますが、今回はお客様のご協力もあり、チャレンジも含め、色々植えてみました。
まずは植物達が過酷な環境に耐えれるように、
1. 寒風を遮ってくれるフェンス設置
2. 光合成を半日以上できる場所確保
3. 水はけを良好にし、表面には地元の黒砕石や川砂利敷設
以上、整えてからのスタートでした。
多肉植物達は、基本水が少なくても生きていける構造になっていますので、岩の上で生きています。水をやりすぎない、水はけを良くすることがポイントです。
常緑樹は一年中葉がありますので、葉痛みを防ぐためにI様宅では、ユッカグロリオサ、ユーカリグニー、アカバニューサイラン、アガベ吉祥天、トウジュロは、数年防寒してもらうことにしました。
環境に慣れる3年目頃には、状況によって不要になります。
お庭の醍醐味は、日々のお手入れによって成長、変化していく姿を間近で見れることです。I様の愛情溢れるお手入れによって、植物達は秋田の地ということを忘れているかのように、すくすく元気に成長しています。
色々工夫しながら育ててくれていますので、教えてもらうことも多々…
おじゃまするといつもお外にいらっしゃるI様。これからもよろしくお願いいたします。
施工地 | 潟上市追分 |
施工面積 | 160平米(48坪) |
カテゴリー | 外構・エクステリア |